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昔の作品の振り返り!その①

こんにちは!

今日は昔作った作品たちのことを何回かに分けてご紹介しよう思います!

なんだか最近、自分の中で振り返りブームでして昔つくったものを見返してます。んで、今見返してみてどうかってことをブログに書いてみよう!と思い立ったのです。

この作品、照明本来の機能は全くありません!笑 今みると機能が全くないコンセプトの塊、いやコンセプトオンリー勝負!みたいな作品です!笑 いや〜あの頃はよくコンセプトのみで勝負できてたな〜と思います。今は中々そんなこと出来ない、、、ちょっと丸くなっちゃたのかも笑

で、この作品ですが、『N↔️P(nature↔️people,nagative↔️positive)』というタイトルです。

干ばつの地割れの表情をモチーフにして裂け目から光を出す作品です。

干ばつという地球環境のネガティブな事象が、地球に住む人が国境、人種関係なく共通問題意識を持って一つになれるきっかけになるんじゃないかとポジティブに捉えよう!ってコンセプトです。

作品自体の色も明るい所では白、暗い所では黒になるため、白から黒へ、黒から白へとネガポジで変化します。

この地割れをどうやってつくるかっていうのをいろいろ実験しました。素材は紙粘土。今思えばセラミックでつくって貫入を入れるのがベストだったと思うのでが当時はそんなお金なかった。。。乾燥室で乾燥したり、自然乾燥したり、ドライヤーで乾かしたりといろいろと試しました。中々うまく地割れクラックはできません。。。↓

んーどうしたもんかな〜と悶々と考えてて、ふと気づきました!地割れがおこるのは大地が動くからだわ!ってことでしたから力を加えると↓

やっとこさイメージしてた表情に近づけました!

あとはこれをベースにパズルのように組んでいき完成!(写真は10年くらい前の僕です!笑)

こちらの作品はコイズミ照明の国際コンペで準佳作というひじょ〜に微妙な賞をいただきました。(このコンペ自体はすごく素晴らしいので誤解なく!笑)

今見返して照明としては全然ダメだわ〜、地割れのつくりかたが自分でパズルのように組むんじゃなくて自然と発生するクラックであったほうが成り立ちとして自然だわ〜と思う反面コンセプトはしっかりしてたわ〜と自画自賛!笑

この記事を書くために昔のフォルダをみてたら当時プレゼン用につくった動画を発見!当時の僕の独善的で変に

尖ってて、だらだらと長いのが恥ずかしいのですが振り返りのいい機会なので載せます笑

今見返してみると、貫入タイルの作り方を応用してもっと自然にできるんじゃないかなぁと思います。んで、ちゃんと機能もつける!笑 セラミック製でつくれば機能の持たせ方の幅もひろがりそう。

そういえば、このブログを書きながら友人の新しいプロジェクト用のプロダクトにこのN↔️Pのコンセプトが合致しそうってことに気づいたので提案してみよう!

ではでは、また次回〜

 

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