マクラーレンのショールームへ〜その哲学と美学〜
こんにちは!
先日ひょんな事からマクラーレンのショールームに付き添いとして同行しました。
昔ランボルギーニのディアブロのプラモデルなんかも作った事がある程度で全く車の事は詳しくないのですが素晴らしい体験と話を聞けたのでその時の事を書こうと思います。
マクラーレンは言わずと知れたスーパーカーブランドです。アイルトンセナが所属していたチームで当時小学生とかだった僕にとって漠然とした憧れがありました。
アテンドして頂いた営業の方(車マニアのいい意味での変態さんです笑)にその車体の素晴らしさをご紹介頂きました。
マクラーレンの車体は空気力学を突き詰めて研究開発され、その造形は「車にそって流れていく風と力」がそのまま形になっているようなデザインになっています。
横からみるとこんなデザインです。
まず車体正面から座席側に風が流れていきます↓ (無駄な風はタイヤやその周辺に「抜け」を設計し逃がしている)
座席と操作関連機能を納めるためインテリアに空間ボリュームが必要になるので、そのボリュームを風の流れに沿って曲線で処理しているデザインが本当に美しい形を作っています。
車体後部のウィング?(なんていう名前か忘れました。。。)から抜けいきます。このウィングはコンピュータによって制御され速度や風によって反応してくれる優れもの。
走っている時に発生する車体を地面に押し付ける力「ダウンフォース」をスピードに変換する、まさに風と力をそのまま形にしたデザインになっています。
扉はウィーーーンって感じでこんな開き方です。(この扉構造の名前も忘れました笑)
シート部もモノコックというコンフィデンシャルなカーボン成形によってカッチリとしたブレない構造になっています。
ミラーはカーボンを磨いてカーボンの素材の美しさをそのまま見せています。
趣味でやっているウィンドサーフィンで使うブームという握り棒のような道具もカーボンで出来ています。風を力に変える素材としてカーボン技術がキーになっていることがよくわかりました。
さて、こんなうっとりする美術品の様な「車」中々街中は走れないでしょとか思うのですが。。。
しかし、マクラーレンのカルチャーは何ともかっこいいものでした!
マクラーレンのオーナーさん達は車は走ってなんぼ、走ったら傷がつくのはあたり前、それがカッコいいんだという価値観を持っている方ばかりとのこと。うおーーカッコいい!!!車も人と同じで色々なことを経験して傷ついたり、走る喜びを感じながら成長していく。うおーーーカッコいい!!!
なんだか、車に関する知識がなさ過ぎて中々感動を伝えられません笑
ということで僕も将来マクラーレンオーナーになれるよう頑張るぞ!という、なんとも月並みな表現で締めようと思います笑
それでは!
(キリッ!!!)