福岡のリノベーション定期検査編(2022/12/25更新)
福岡でリノベーションさせて頂いたお客さまの完成後一年後の定期検査に行って参りました!
こちらのお宅、壁天井を塗装で仕上げていて久しぶりにお邪魔したのですがやっぱり光が柔らかくあたらめていい空間だなーと思いました。
今回の検査で主だった修繕箇所は玄関土間のモルタルの剥離です。写真の様に幅6センチ程度でモルタルが剥離しています。
マンションの玄関の場合、既存のタイルや床材の解体作業は振動と騒音の問題から難しく既存床の上から仕上げる事にしています。
この剥離の原因ですが、入り口の段差解消のため入口は段差0にし、勾配を付けて途中からモルタルの厚みを確保している為、どうしてもこの剥離している箇所はモルタルが薄く剥離しやすい状態になってしまいます。
改善方法として、キリの良い箇所でカットを入れ剥離部分を含めたモルタルを綺麗に撤去し、モルタルのくっつきが良くなる溶剤を塗布し再度くっつきの良いモルタルにて仕上げる方向としました!
そして、ご自宅には新しい家族が!
茶色のコは人懐っこくて、僕がニャーと言ったら応えてくれました!嬉しい!
グレーのコはシャイな正確で目をまんまるして誰だ!って感じで見つめられてめっちゃカワイイ!
それでは、修繕工事後またブログアップします!
(2022/12/25更新)
玄関モルタルの剥離ですがこの様に補修しました。
目地を切って仕上げていた土間部と縁を切り剥離していた箇所を補修しています。
基材にくっついきの良い材料を使用しての補修としました。
モルタルの場合、セメントに水を加えて練り上げて施工する素材の為、乾くとどうしても材料収縮でクラックが発生します。
施工価格の安さ、質感のメリットとクラックや剥離というデメリットもありますがそのデメリットを超える質感があると考えています。モルタルはクレームになり易い素材ですが弊社としてはデメリットをご説明のうえそれ以上の豊かさがある素材としてお勧めしています。
それではアフターメンテナンスのご紹介でした!