赤坂のマンションリノベーション〜⑨下地関連の最終チェック〜
こんにちは。今日は現在現場進行中の福岡、赤坂の現場のことをご紹介します。
木下地がほぼ完了し、ボード貼りの段階にきました。
今回は造作家具が絡んでくる箇所のボード間寸法の最終チェックや面巾木の納まりになるのでその確認を行いました。
「面巾木」とは壁仕上げ面と巾木が「同じ面」で納まる巾木のことです。
断面図的にいうとこういう納まりになります↓
この巾木納まりの場合は、造作家具が設置される箇所にかんしては据付前の段階で仕込む必要があるので工程を確認しながら現場とコミュニケーションしていくことになります。
先ほどの断面図からこの様に現場では納まってきます。写真は巾木がつく前です。
なぜこんな難しい巾木の施工手段をとるのというのはシンプルにスッキリ見せるためです。シンプルにスッキリっていうのは、ほぼほぼ裏では色々と考えてられるものです。
通常の巾木は壁に後から取り付けるだけなので施工も簡単なのですが(先ほどの断面図の付け巾木の部分です)やはり、納まりはスッキリしません。
というわけで、家具絡みの面巾木はその特性上、塗装を事前に逃げておく必要があるのでその状況を現場確認してきたという今回のお話でした。
(2024/11/1追記)
この面巾木ですが、最終的にはこのような納まりになります。
通常、あまりしない納まりなのですが現場が頑張ってくれて見事納まりました。塗装との絡みも計画通りのバッチリの納まりです。