武雄リノベーションプロジェクト③〜陶製の特注取手〜
今日は現在進行中の武雄のマンションの リノベーション をご紹介します!
現場は先ずは墨出しという、大切な作業から始まります。
マンションの場合、新築と違って既存の場所に作るためどうしても動かせ無いものが絡んできます。
そこで計画通りに壁を構成出来るかの確認と壁位置の調整を必要に応じて現場で行うことをマンションリノベーションにおける墨出し作業です!
大工さんと販売店さんとで現場で打ち合わせをし、調整作業しながら計画通り進めていけそうでひとまず一安心という幸先のいいスタートを切れました!
現場は武雄。
今回のプロジェクトの計画中に何か武雄の要素を取り入れたいなーっと思って色々とリサーチした所、武雄にも窯元さんが沢山いらっしゃると言うことを知りました(武雄窯元のサイト https://takeo-kamamoto.com)
何かしらのエレメントを陶製で製作してもらえないだろうかと調べていると東馬釜の馬場さんの事をしりました。
釉薬が地割れのようにひび割れた独自の貫入紋様。7年の試行錯誤の上実現されたとのこと。
この貫入は土と釉薬の収縮率の違いによって生まれる、自然の摂理が作り出す造形です。さらにこの独特の紋様は東馬釜さんの裏山の土でしか成らないとのこと。裏山の土とその収縮率にあった釉薬がなせる、そして馬場さんがそれを導いてこの紋様をこの世に召喚する、そういう奇跡のようなお話!
この貫入紋様に惹かれて、東馬釜さんを訪問し馬場さんに、特注で作って頂けませんか!?と直談判したところ、ご快諾頂きました!
そして、製作頂いたのがこちらの取手です!
素敵な貫入紋様で仕上げて頂きました!!!!
テストサンプルとして先ずは焼いて頂き、確認させて頂いた上、次回本番を焼いて頂きます!
私のワガママを聞いて頂き、少量なのにご快諾頂き馬場さんには誠に感謝、感謝です!
それではこの取手がどこに使われるかは完成後また写真でご紹介します!
それでは!