BLOG

福岡で収納部分リノベーション〜その⑥下地工事完了編~

福岡 リノベーション

福岡でのリノベーションのご紹介です。 前回までは天井の木パネルとL型金物のディテールデザインのご紹介でした。 今回は下のアニメーションの工程⑤収納ボリューム創作~をご紹介します! 福岡 リノベーション

福岡 リノベーション 上の写真は収納になる腰下の部分を造作し、柱に石こうボードを巻き付けた状態です。だんだんと下のイメージCGの絵に近づいてきましたね~ 福岡 リノベーション 柱はできるだけ細く仕上げたかったのですが、既存柱の「たち」(床に対して柱が垂直にたっているかどうか)の懸念があり、(実際には5ミリほど柱が倒れていましたがこれは許容範囲)新しく柱型で巻く予定のウォールナットパネルの余裕寸法での工場製作、そして石こうボード巻きでその「たち」を確保する設計としていました。 意匠的にも柱を既存天井にぶつけて、天地一杯(床から天井まで一杯の納まり)の納まりが美しくすっきりし、既存壁ラインからの納まりも一つの課題だったので、このやり方で解決できると設計していました。 こうやって、デスクの上でパチパチ計算していたことが現場でうまくいくと設計冥利につきる!でも現場で設計通りにいかず、臨機応変に柔軟に対応していく過程もつくることの楽しみなんです。 ここまでが仕上げ前の下準備、いわば下ごしらえの段階になります。何にしてもそうなのですがこの事前設計と現場での下ごしらえが相当に重要で、行き当たりばったりの出たとこ勝負ではこうは納まってくれません。 そして、⑧の工程、天板の設置の工程に移っていきます。 福岡 リノベーション 柱が絡んでくる箇所は事前に工場で切り欠き加工を施しています。天板の厚みをなるべく細く見せるため上の写真で見えるような断面構造になっています。仕上げはこちらのオイル。 福岡 リノベーション 今回は各材料を現場で加工していくため、現場クリアオイル塗装としていました。 上のワトコオイルはホームセンターで気軽に調達できるため現場塗装の際には重宝している塗料です。 天板も無事設置完了しいよいよ今回の山場、工程⑨からの柱型設置へと移っていきます~  

最新記事

おすすめ記事

検索