弊社ショールームプロジェクト、リノベーション工事〜その19看板編〜
福岡の福津市津屋崎でのリノベーションプロジェクト、弊社ショールーム工事のご紹介です。
店舗が奥まった場所にあるので表看板を↓こんな図面の様に検討していました。
当初、「店舗の表には赤を持ってくるのが縁起がいい!」という事を聞いてモルタルに赤の塗装を施す計画でした。
作業中、中々上手く塗装出来ず失敗したかなーと、何か違和感の中の作業。赤だし、本来ムラをわざと出すような仕上げなのでなーーーんか、おどろおどろしい雰囲気…これは失敗したのでは…
何とかおどろおどろしさを消す所まで仕上げる事が出来たのですが、納得いかない…この違和感…
店舗の外壁がこの写真↓で左官仕上げなんですが、表看板もこの外壁と統一すべきでは…そもそも外壁の左官材と表看板の仕上げは同一の左官材で仕上げるべきでは…
色々な人に相談すると、それはそうだろう!!!というかそうすべきだろうという意見続出!
「表には赤をもってこい」という考え方に引っ張られ過ぎて完全にデザイン的な思考や意匠的調和を疎かにしてしまった失敗!笑
失敗したらやり直す!それでいいじゃん!という事で左官屋さんに来てもらいました!
綺麗に赤を消す形で下地材を施工してもらい、
外壁と同一の左官材で仕上げてもらうという紆余曲折!笑 左官屋さん本当にありがとうございます!!!
失敗を取り戻し、いざ最終仕上げの看板!
海の側なので塩害を考慮しステンレス材としました。
会社ロゴはカッティングシート貼りとしています。
紆余曲折、悩み、葛藤を経て失敗をやり直し遂に納得の看板が完成しましたーーーーー!
プロポーションやコンセプトも含めて納得のいく看板の完成となりました。
今回の悩みや葛藤は自分にとって良い経験となり、お客さんもこういう気持ちなんだろうなと改めて感じる事が出来ることとなりました!
いやーしかし、本当にあの違和感を失敗として自覚してやり直して良かった!