博多区マンションのリノベーション⑦〜準備が実は一番大事編〜
今日は、現在進行中の福岡市博多区のマンションのリノベーションの造作の本棚が出来上がったとのことで製作工場にて確認作業をした様子をご紹介します。
先ず、デザインとしてこんな風に図面を書いています。
当たり前なことなのですが「しっかりと図面を書く」ということで製作サイドとの信頼関係につながり、円滑なコミュニケーションとデザインした人間の意思を伝える事が出来ます。
こちらが工場にて仮組した様子です↓
家具職人4人がかりで1週間で製作して頂きました!いやはや頑張ってくれました!
頭の中で考えていたものがこうやって現実の世界に出来上がってくるのを見るもの本当に感動的瞬間です!!!!!!
こんなに楽しい仕事は本当にやめられません。デザインをどうするべきかを思考するとき、図面を書くときは本当に大変なのですが、こうやって出来上がりを見るとマジでベストを尽くして考えて良かったーーーー!って思います。
これだけ大きい家具をそうやってマンションのエレベーターを使って搬入するか、でもいかにも組み立て式っぽくは見せたくない!っていう思いで試行錯誤しながらデザインしました。
使用している材料はウォールナットの柾目というものです。真っすぐとした木目と重厚なウォーツナットの色が存在感抜群!でも最終仕上げでステンレス鏡面プレートで軽さを出します。(←何言ってるのか分からないかもですので完成したときにまたご説明します!笑)重厚感と軽量感、そんなグレーなところを目指したデザインとしています。「グレー」っていうのが僕の仕事全てにおけるコンセプトでそのことはまた機会がある時にご紹介します。
写真はまだ最終仕上げのオイル未塗装、ポイントになってくるステンレスの鏡面プレートをいれてない状態ですが現場にて建付けた跡の姿が今から本当に楽しみで仕方がないです。
以前のブログでこの本棚のデザインプロセスの詳細を書いてますので、お時間許せば下記リンクからご覧頂ければと思います!
ブログ:博多区マンションのリノベーション④(タレルを思い出しながら編)
ではでは!